猫パルボウイルス感染症に注意してください！

高知県のホームページより↓

高知県内において、屋外で生息している猫に、猫パルボウイルス感染症により短期間での集団死亡が疑われる事例がありました。

　猫パルボウイルス感染症は、感染すると、発熱、嘔吐、下痢といった症状を示して、重篤化すると死亡してしまいます。特に、免疫力が低い子猫では致死率が高くなります。

　原因である猫パルボウイルスは、長期間自然環境でも感染力をもって生存すると考えられています。感染した猫の嘔吐物や便の他、感染した猫が使用した食器等も感染源となります。また、猫同士のグルーミングによっても感染します。猫パルボウイルス感染症から守るためにも、飼い猫は屋外に出さずに室内飼いするようにしてください。感染の予防にはワクチンの接種が有効です。

　なお、人や犬には感染しません。

　屋外で飼育されている猫や野良猫は、猫パルボウイルスに感染又は体表等にウイルスが付着している場合がありますので、屋外の猫に触ったり、エサ場等で使用している食器等に触った場合は、ウイルスを他の猫に拡散させないために必ず食器等を消毒するとともにご自身も手を洗うようにしてください。

　なお、屋外で使用している食器等を消毒する場合は、アルコールでは効果が期待できませんので、塩素系消毒剤等を使用してください。